・使用年数が浅く、稼働時間が短い車両
・定期自主検査が毎年実施されており、整備・点検記録が残っている車両
・衝突キズやサビが少なく、外観・作動が良好で管理状態が良い車両
・人気のあるメーカーや、流通量が少なく需要が高いモデル
・アタッチメントが正常動作、付属品も揃っている車両
フォークリフトを高く売りたい方へ
フォークリフトを少しでも高く売りたいと思う方は、まず「情報の整理」と「見た目の印象」を意識すると良いでしょう。アワーメーターの値、使用していた環境、定期点検の記録、交換した部品の履歴など、業者が知りたい情報を明確に伝えるだけで評価が変わることがあります。特に整備記録は大きな安心材料となり、査定額が上がることも珍しくありません。動作確認ができる状態にしておくことも重要で、バッテリー上がりやエンジン不調のまま査定に出すと評価が下がりやすいため、事前に最低限のメンテナンスを行っておくと良い結果につながります。そして、業者によって得意分野が異なるため、一社だけで判断せず比較することで適正な価格が見えてきます。
高く買い取ってもらえる事例
・使用年数が浅く、稼働時間が短い車両
・定期自主検査が毎年実施されており、整備・点検記録が残っている車両
・衝突キズやサビが少なく、外観・作動が良好で管理状態が良い車両
・人気のあるメーカーや、流通量が少なく需要が高いモデル
・アタッチメントが正常動作、付属品も揃っている車両
高価買取が難しい事例
・長年使用され、稼働時間が長過ぎる車両
・エンジン不調など修理が必要な不具合がある車両
・屋外放置や塩害による著しいサビ・腐食が見られる車両
・アタッチメントの破損や欠品が多く、部品調達が難しい型式
・事故歴があり、メインフレームなどにダメージが残っている車両
フォークリフト買い取り額の相場
フォークリフトの買取額は、機種の大きさ、年式、稼働時間、動力タイプ、整備状態などによって大きく変動します。一般的な相場として、小型の1トンクラスで30〜50万円前後、中型の2〜3トンクラスで50〜150万円前後が目安とされています。状態が良く、稼働時間が少ない機体であれば100万円以上の査定がつくことも珍しくありません。一方で、年式が古く、アワーメーターが多いものや、消耗品の交換が必要な場合は、数10万円あるいはそれ以下になることもあります。
特に注意したいのは、フォークリフトは業種によって使用状況に差が出やすい点です。屋内で使用されたバッテリー車と、屋外で酷使されたエンジン車では同じ年式でも価値が大きく異なります。また、バッテリー式の場合、バッテリーの残寿命が査定額を左右します。高額査定を狙うなら点検記録などを揃えておくと良いでしょう。
またスズヒロフォークリフトではフォークリフトの高額査定も行っております。
約1トンのフォークリフト
| 買取相場 | 約10〜30万円 |
| 備考 | 小規模倉庫や軽作業向け。元の新車価格が低いため、中古でも値が付きにくい傾向があります。状態が良くても高額にはなりにくいです。 |
約2〜2.5トンのフォークリフト
| 買取相場 | 約50〜100万円 |
| 備考 | 中古市場で需要が高く、汎用性があるため比較的買取されやすいクラスです。使用状況が良ければ安定的に値が付きやすいです。 |
約5トンのフォークリフト
| 買取相場 | 約100〜250万円 |
| 備考 | 大型フォークリフト。建設現場や重量物輸送など特定用途が多く、状態が良ければ高額査定になる可能性あり。ただし流通量や需要が限定されるため慎重な査定が必要。 |
約7〜10トンのフォークリフト
| 買取相場 | 約150〜450万円 |
| 備考 | 特にバッテリー式はバッテリーの状態で査定変動が大きいため、稼働時間・充電履歴・メンテ記録の提示が重要となります。 |
ここをチェックしておこう
査定前に確認しておくべきポイントは次の通りです。これらを事前に整理しておくことで、査定担当者に正確な情報を伝えられ、高額査定につながる可能性が高くなります。
稼働時間(アワーメーター)
フォークリフトの価値を左右する最重要項目。少なければ少ないほど高額になります。
外装・マスト・フォークの状態
サビ・オイル漏れ・ローラーの摩耗・チェーンの張り具合など、見た目だけでなく動作面もチェックされます。
バッテリーの状態(電動式の場合)
バッテリーの劣化は買取額を大きく下げる要因。比重計があれば比重を測定し、劣化が明確でないかを確認するのが理想です。
整備・点検記録の有無
定期的にプロの点検を受けている機体は評価が高くなりやすい傾向があります。
付属アタッチメント
サイドシフト、ヒンジドフォーク、回転フォークなどは別途評価されることがあり、査定額アップにつながる場合があります。
買取時の注意点
フォークリフトを売却する際に注意したいのは、契約条件と費用のトラブルです。査定額だけで判断するのではなく、手数料や引き取り費用、名義変更の手続きなど、最終的な「手取り額」を基準に判断することが重要です。また、バッテリーの液補充や簡単な清掃を行うだけでも印象がよくなり、査定額が上がることがあります。
さらに、実機の動作確認ができない状態(バッテリー上がり・エンジン始動不可など)は大幅な減額につながりやすいので、できる限り動作可能な状態にしておきたいところです。最後に、相場とかけ離れた極端に高い金額を提示する業者は、契約後に減額交渉をしてくるケースもあるため注意が必要です。