こんにちは!今回のブログを担当します営業の市川です。
私はこのスズヒロフォークリフトに入社させていただき今月でちょうど1年経ちます。
入社前はフォークリフトの知識は倉庫や工場にあるという程度のものだったので、漠然とあると便利なものぐらいしか思っていませんでした。
入社してこの業界に携わるようになって「便利なもの」という認識は間違ってなかったと思います。でも「どういうふうに使われていてどう便利なのか」あるいは「運輸・倉庫業においていかに不可欠なものであるということ」まで理解できていませんでした。人間というのは知っていると思っているものでも実際に触れてみると知らないことがまだまだあると知るものだと実感します。
なので今回のブログの内容はフォークリフトについてご案内させていただきます。
そもそもフォークリフトとは
「フォークなどを上下させるマストを備えた自走式荷役運搬車両 全般の呼称。」と規定している。ハンドリフトなど他の産業用車両と区分するため「1.フォークなどの貨物を保持する装置が装備されている。2.マストを保有する。3.動力をもって走行、フォークなどの昇降を行なう。」の3つの構造を満たすものをフォークリフトと定義されている。(Wikipedia参照)
とあります。
かなり堅苦しいことが書かれていますので構造ごとに補足しますと
1.フォークなどの貨物を保持する装置が装備されている。
フォーク(爪)を使ってパレット等に差し込み持ち上げることができるものを付けていること。フォーク以外だとクレーンアームやクランプ(差し込むのではなく挟むための爪)、ラム(差し込むという点では同じですがこちらは1本のみ)といったものがあったり、サイドシフトフォークというバックレストごと左右に動かしてフォークの位置決めを容易にするものやフォークシフターというレバーでフォーク1本または2本まとめて動かしてパレットごとに違う差込口に対応させることが可能となるもの、あとは全回転フォークやヒンジドフォークといったものもあります。
2.マストを保有する。
最大揚高がかかわるところで通常の3mから6mまであり高所にも対応できます。その分許容荷重も変わりますが、倉庫にエレベーターを付ける必要がないので倉庫の面積そのまま使えます。また外から2階の高さまで荷物を上げて搬入することもできます。
3.動力をもって走行、フォークなどの昇降を行なう。
動力は内燃機関式(ガソリンやディーゼル、LPG等)と蓄電池式(バッテリー)とあり、弊社が取り扱っているリフトだと内燃機関式ではガソリン車とディーゼル車、ガソリンとLPG併用車の3種類と、蓄電池式では鉛バッテリー搭載車とリチウムイオンバッテリー搭載車の2種類で計5種類になります。
内燃機関式と蓄電池式両方対応している座って運転するタイプをカウンターリフトと言い、蓄電池式のみ対応している立って運転するタイプをリーチリフトと言います。
また蓄電池式のカウンターリフトで前2か所、後ろ2か所にタイヤがついているものを4輪リフト(写真 上)。
前2か所、後ろ1か所にタイヤがついているものを3輪リフト(写真 下)と呼ばれています。3輪のほうが旋回範囲が小さいので小回りが利き、4輪はタイヤが4か所にあるので安定性があるという違いがあります。
ちなみに他にもローリフト(写真 上)といったものやハンドリフト(写真 下)といったものもあります。
最後に
すでにフォークリフトをご利用されている方には、いまさらというような内容かと思いますが、営業としてお話を聞いていると「そんなものもあるんだ」というお声があったりしましたので、改めて知っていただく機会になればと思います。
もし、フォークリフトの導入をご検討されている方や、今お使いのフォークリフトが環境に適しているかなどお考えの方は、ぜひスズヒロフォークリフトにお問い合わせください。最適なご提案をさせていただきます。
皆さんの現場改善の一助となれば幸いです!