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フォークリフト買取査定術
リフトを高く売る秘訣って?
フォークリフトを査定に出すと思ったより安かった・・・なんてことはありませんか?
不要になった、買い替えることになったなど、売却にいたる事情は皆さまそれぞれですが、「少しでも高く売りたい」という思いは同じかと思います。
実は、買取価格を上げるためにはコツがあるんです。
このページではフォークリフト買取査定術、つまり如何に買取価格を上げて売却するか?という対策についてのポイントをご紹介致します!
ポイント1
直接販売が出来る業者を選ぶ
最近では様々な業者がフォークリフト買取に参入しています。
その理由は主に海外への売却需要が高まっている為です。また、日本国内においても古くからフォークリフトは普遍的な需要があります。
つまりフォークリフト需要は常に高いので、出来る限り仲介を挟まない業者を選ぶ事が高く売却出来るポイントです。
では下記パターンごとに仲介業者の買取価格及び彼らが得られる利益を見ていきましょう。
海外輸出編
昨今日本の中古フォークリフトの多くは海外に輸出されています。
東南アジアや中東、果てはアフリカまで送られます。
海外の旺盛な需要に伴い価格は上昇しています。 弊社にお問い合わせ頂くお客様からも「海外に高く売れるでしょ?」と言われる事があります。
事実、最終価格は結構なお値段になるようです。 ここでポイントは、買取った車両がタイのパッポンさんの工場に入るまでにいくつもの仲介を通る事です。
●買取業者マージン (+10万円)
●輸送費(貿易手続き・船代・陸送)(+10万円)
●現地輸入代理店 (+10万円)
●現地販売店 (+10万円)
ものによっては最終価格が最初の買取価格の10倍近くに達するケースもあるようです。
ですが、上記説明の中間コストが発生する為、「高く売却出来るから、高く買取れる」という訳ではありません。
この場合、買取業者の買取額(=コスト)・転売売上・利益は下記の様になります。
例
コスト:買取価格 8万円
転売売上:海外貿易業者へ販売 18万円
利益:10万円
直接販売編
弊社もそうですが、フォークリフト専業でやっている業者には既に多くの顧客がおり、 地元で販売チャネルが確立されております。
つまり余計な業者を挟まない、更に整備コストも最小に抑えられる為、 買取価格を他に比べて精一杯高値が付けることができます。
この場合、買取業者の買取額(=コスト)・転売売上・利益は下記の様になります。
コスト:買取価格 15万円
転売売上:販売価格 30万円
利益:15万円
弊社スズヒロは直接販売が可能です。
お客様のご事情を鑑みて精一杯の査定額を提示させて頂いております。
ご自分のフォークリフトが売却後どのように転売されていくか仕組みを理解する事が最適な業者選びに繋がります。
直販が出来る業者は全体的に査定額も高い傾向となっています。
※数字はあくまでもわかり易くする為に単純化したもので整備コストその他諸経費を含んでおりませんのでご了承ください。
ポイント2
可能な限り見た目を良くする
可能であれば洗浄をしておいてください。
また年次点検など点検記録があればベストです。
これは、「洗浄や整備をして小奇麗なリフトは、メンテナンスがしっかりしており、今後も長く使える」という印象を与える事ができます。
ものによってですが、約3~20万円の差が出ます。
製造業などの現場はどうしても油汚れが常であり、そういったことを気にしなくなってしまいますが、買い取る側としては、どういう扱いをされていたのかも重要な評価ポイントになりますので、印象を良くしましょう。
そして燃料もある程度補充しておいてください。
作動しない場合、査定が出来ませんのでご注意ください。
ポイント3
現車確認をしてもらう
後々のトラブルを避ける為には、必要な事です。
もちろん弊社にも県外の静岡県や三重県など少し遠方からのお問い合わせがあり、電話とメールのみで成立する事があります。
その場合は、金額の決定はいたしません。
下記の様にお伝えします。
「引取り時に現車を確認してから25~30万円で現金買取りいたします。
また、万一重大な修理箇所が見つかった際は別途相談させて頂きます。」
以前、別件訪問先の工場で買取業者の方と社長様が揉めていた現場を見たことがあります。
どうやら業者の方は現車を見た後に、当初の買取提示額から大幅減を伝えた事で社長側は「貴方たちよりも高い査定のB社を断ったのに!」と、納得いかないようでした。
やはり現車を見ずに金額決定してしまった事によるトラブルですね。
双方納得の上で気持ちよく交渉成立したいものです。